フェノール豚レインのチラシの裏

なんか書き散らかす

【きららAdvent Calender】きらら作品でSUPER GTを語る

この記事はまんがタイムきららAdvent Calenderの11日目の記事です。

 

ドーモ、フェノール豚レインです。
2021年もあとわずか、今年も多くのきらら作品が始まり、終わりました。
今年はきんいろモザイクが完結し、NEW GAME!も最終回を迎えました。ステラのまほうも今月で最終回ですね。
そんな2021年に最終回を迎えた作品で自分が思い入れがあるのはステラのまほうですが、もう一つ挙げるとすれば、私を球場に連れてって!でしょうか。

 

 

 

私を球場に連れてって!(以下球連れ)を挙げた理由として、作品の入れ替わりが激しく油断すると2乙してしまうような漫画界のメキシコであるMAXで4巻まで続いたという偉業を成し遂げたのもありますが、内容があまりにも自分とリンクしていたことでしょうか。
自分は野球は見ず、あまり興味もないのですが、タマたちがキャッツを応援している時の心情がSUPER GTでAstemo NSX-GTを応援している自分と重なっていたのです。

SUPER GTは現在国内最高峰のツーリングカーレース(市販車ベースのレーシングカーで行うレース)のことで、トップカテゴリーのGT500クラスとGT300クラスの2クラス混走制のセミ耐久カテゴリーです。
詳しいことはPVを見てもらうとして…



このカテゴリーで10年くらいGT500の17号車Astemo NSX-GTを応援しています。



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ここ数年、特に車両が大幅に変更された2020シーズンより競争力が増し、昨シーズン、今シーズンと年間チャンピオン争いに食い込むまでになったチームで、ホンダ勢では一二を争う速さを持っています。
とはいえ、レギュレーション上圧倒的大差で勝つことが難しいカテゴリーなので、毎レースギリギリの勝負で波乱もあったりもします。
そう、レースでは波乱もあります…(遠い目)いやあ、スープラは強敵でしたね…

終わったことはもういいんです!

自分では試合をどうすることもできないプロスポーツを観戦している身として、試合の結果に一喜一憂し胃を痛め、波乱に膝から崩れ落ち、ライバルチームのファンと醜いディスり合いをするというところが野球もGTも本質は一緒なんだと球連れは思わせてくれたのでした。

球連れのいいところって、レオナとファル子の醜い争いですよね。

 


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キラキラの象徴たる女子高生ですらここまで醜くできるわけですから現実の成人男性同士でやった日にはもう地獄でしかないわけで…

 


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あとは見ることしかできない立場での推しチームが優勝争いしているときの胃の痛さはもう共感しかないです。
まあ、Astemoは最終戦でやらかして勝負権無くしたんですけどね!!!!
もはや無ですわ!


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でも、どんな無様な負け方をしようが、波乱に巻き込まれて理不尽な終わり方をしようが、「また来年!」ってなるあたりは結局楽しいんですよね。
学習能力がないってことは言わないお約束。
まあ、まりんちゃんみたいに弱いチームだってわかってて応援してる例もありますし…
現に自分もNSX暗黒期だった2014~2016シーズンは開発がうまくいかなくて性能調整でいじめられてても、どんなに無様でも応援してましたし…GT400って煽られてても…

一方で、もうダメだなって思ってたらよくわからない奇跡が起きて勝っちゃうってこともあったりして、今季のGTだと第2戦富士で予選で下位グリッドに沈んだ17号車がピットインしたタイミングでクラッシュが発生し、FCYになったおかげでタイムロスが最小限になってくれたおかげで優勝したというよくわからないこともありました。作中ではキャッツが大差をつけられて今日はもう負けだって確信からの大逆転したシーンがまさしくそれで、諦めなければとんでもない奇跡が起きるのもスポーツの面白さだなと感じています。

 


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そんなプロスポーツ観戦の楽しさを気づかせてくれたという意味で、今年最終回を迎えた作品では球連れが印象に残りました。

でも、推しのチームの試合が年間で143戦もあるからやっぱ野球許せねぇな…