フェノール豚レインのチラシの裏

なんか書き散らかす

感想:あかね空怪異譚(2話目)

ドーモ、フェノール豚レインです。
先月に引き続き、あかね空怪異譚2話目読みました。

 

 

まず、今月分の感想を箇条書きで…
・意味深な夢からの寝坊からスタート。まあ、あんなことがあったらしゃーない。
・灯子さんとの関係が気になる。実母ではないのか?
・普通の高校生らしいが、「普通」とは?
・2話目にして安定の深青、この子も掘り下げてほしい。
・アモン、窓からやっほーはわかりやすく人外感がある表現。
・「良く無事で生きてこられた」レベルの明日羽の霊力…恐ろしや…しかし、アモンは何やらかしたんだ…
・アモンは神馬先生を煽るし、神馬先生も何やら意味深なこと言ってるし、ここも何かあるのか気になる。
・唐突に例の唇おばけが現れて、やべーのきたああああ!って思ったら、アモンが敵に乗っかる舐めプをかます。4コマ1本のあいだにここまで振れ幅広いとは…
・今度は明日羽の方から強引にキスするわけですが、ここの明日羽が実にイケメン。
・そして、アモンが敵をワンパン!序盤の敵とはいえ、それくらいならワンパンできるレベルの強さなのね…
・最後はこれからよろしくね!とかいいつつ、早速キスをせがむアモン、霊力がほしいだけかどうなのか…

1話2話合わせての総評としては、2話かけたイントロダクション。しかもこれでも情報量を削っているってことは、相当色々仕込んで設定も練り込んでるんだろうなと思いました。
初手百合キスはやっぱりインパクト抜群。
作品全体として1ページでテンションがシリアスとコメディを絵柄を変えつつ反復横飛びするスピード感があるように感じました。
あちこちに仕込まれた伏線も気になり、特に明日羽の力の正体や「アモン様の伝承」については今後明かされるのかなと期待してます。
内容がヤサイマシマシアブラマシマシニンニクカラメ故、現代のきらら作品にしては初速がどうしても遅いのは否めないけども、ぜひ連載化してもっと物語を掘り下げてほしいと思いました。


取り急ぎ、アンケートで編集部をわからせることにします。

 

感想:あかね空怪異譚

遅くなりましたが、きららMAX 2024年2月号に掲載された「あかね空怪異譚」(作:よるのまど先生)を読んだので感想をば・・・

 

 

 

よるのまど先生と言えば、オカルトと百合が強みの作家さんですが、今作もその強みが発揮されていました。
今月はゲスト1話目なのでキャラ紹介とイントロダクションなお話でしたが、1ページ目の百合キスからインパクト抜群で「この作品はこれで行く、異論は認めない」とわからされました。
内容としてはオカルト✕百合、そしてバトルというきららではレアなフォーマットで、今後4コマ形式でどうやって表現するんだろうと気になりました。オカルトの面でインパクトがあったのは敵の怪異のデザインで、最初読んだとき「あ、これガチなやつだ」と思うくらいにはやべーやつ感あるデザインでした。怖くて泣いちゃった。わァ・・・ァ・・・
主人公の明日羽は霊感があるゆえの巻き込まれ体質なツッコミキャラで、事件の中心にいるような主役キャラになるんだろうなという期待感が持てました。
アモンは登場から人外感があり、明日羽との百合ちゅーで本来の力を発揮して怪異を倒すぞ!いう王道な展開かと思った矢先に「アレ」でさっきまでの勢いが嘘のように取り乱すなど、1話目にしてジェットコースターみたいなテンションの変化に振り回されました。
今作のファーストインプレッションはとにかくスピード感があるということ。
バディものとしてバトルを見せつつ、コメディとシリアスを高速で反復横飛びする4コマ特有のテンポを活かすような話作りになるのかなと期待できる1話でした。
今後は怪異とゴリゴリにバトルする話になるとのことで、4コマという縛りでどんな表現になるのかなと期待しています。
これからのキャラの掘り下げや展開が楽しみなので、連載化されるようにアンケートでゴリゴリに推していきたいですね。

わたしのイチオシきらら:本日わたしは炎上しました

(本記事はまんがタイムきらら独立創刊20周年企画「わたしのイチオシきらら」に投稿した感想文です。)

まんがタイムきらら創刊20周年おめでとうございます。この20年間、数多くの作品が世に出ました。ある作品はドラマCD化、ある作品はアニメ化、また、とある作品は2巻で幕を閉じ、単行本化すらされず歴史から消えた作品もあります。今回、感想文を書くにあたって、私は敢えて単行本化されずひっそりと消えた「本日わたしは炎上しました」(著:どげざ、まんがタイムきららMAX2018年4〜8月号連載)について感想文を書きたいと思います。
何故「本日わたしは炎上しました」を感想文の題材として選んだかというと、2018年当時でいち早く動画サイトの投稿者という題材を選んだ先進性とわずか5回の掲載で原因不明の連載終了という数奇な運命を辿ったことが印象的だったからです。きららの歴史からひっそりと消えた作品ですが、素晴らしい作品には変わりないと思い、風化することがないように感想文の題材として取り上げ、後世に伝えるべく筆を取りました。
この作品を知らない読者のために向けて、「本日わたしは炎上しました」がどんな作品か簡単にまとめると、「好きなことで生きていく」、ミーチューバーの王者キタピンの言葉が人々を動画サイトミーチューブに駆り立てた!
主人公の「カナエル」こと由愛カナエもミーチューバーとして夢を叶えようとするが、そのやり方があまりにも悪辣!王者キタピンにすらケンカを売り、炎上も厭わないストロングスタイルで大物ミーチューバーを目指すも・・・というあらすじです。
この作品の特筆すべき点は、2018年時点で迷惑系YouTuberやVTuberまで取り上げているスピード感と先進性です。2010年代後半は動画サイトの広告収入を得るインフルエンサーが一般化した頃であり、2023年現在一大コンテンツとなったバーチャルYouTuberの文化が拡大したころです。当時最もホットな題材にいち早く目を付けたどげざ先生のアンテナの高さは素晴らしいと感じています。また、題材の先進性だけでなく、一話完結で悪いことをすると報いが来るというわかりやすさと教訓を体現するメッセージ性も本作の素晴らしい点だと思います。主人公の由愛カナエがしょーもない悪巧みをしては最後には因果応報を受けてオチがつく流れは安心感すら感じられます。由愛カナエだけが突出しているかというとそうではなく、キタピン信者の「あいあい」こと思井アイやカナエ大好き(重め)な「ゆりにゃん」こと多田ノユリといったライバルミーチューバーの倫理観もだいぶアレで、挙げ句相棒の原クロイもカナエの裸が好きでカナエを軽率に裏切るため、カナエの倫理観が一周まわってまともに見えるところがまたこの作品を飽きずに読めるスパイスとなっています。(由愛カナエはまともではないが)倫理観ゼロなキャラクター同士の非常に低い次元での掛け合い漫才が成立しているところが本作の良さと言えるでしょう。
最後に、連載当時一番熱かった動画サイトのインフルエンサーを題材としていて初回からインパクトがあったため、このままきららMAXの中堅層を担う名作になると思っていましたが、2018年9月号で突如休載し、そのまま「原因不明の」連載終了となってしまったのが個人的に悲しかったです。本日わたしは炎上しましたは「1クールのレギュラーより1回の伝説」ならぬ「2巻のレギュラーより5回の伝説」という言葉がふさわしい名作だと個人的に考えています。関係ないですが、自分も過去の発言に責任を持ち、特定の人種を貶める発言をしないように襟を正したいと思います。「因果応報」という言葉がふさわしいそんな作品です。

(お気持ち表明注意)きららなーんもわからーん

今朝の某作家さんのファンボックス記事でタイムラインが荒れる!国家統一倶楽部になってしまってましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
ドーモ、フェノール豚レインです。
かくいう私もあの記事見てブチのギーレェだったわけでして…

なんでかよくわからないちゃんになってました。


今に始まったことではないのですが、長いこときららを読んでると編集部に対して不信感を抱くものでして、今回の件もまあまあブチ切れていたわけです。
というのも、兼ねてよりきらら編集部の連載化や連載終了の判断基準には疑問に思ってて、今回の件もあってKKD(勘・経験・度胸)で判断してるのでは?と思ってるところです。
どうびじゅの連載終了の件もありましたが、芳文社ってどんなデータ集めてどんな判断基準でどうびじゅ終わらせたんかな?って。
「俺達は昔からこれでやってきたんだ!」って言うのは勝手ですが…


逆に言えば、昔からやり方変えてないから今のマイナーレーベルのままなのでは?と。
確かに、きらら作品の認知度は上がりましたよ?少なくとも、けいおん!がヒットしたときはまんがタイムきららどころか、4コマ専門誌の認知度も地の底だったから、近年のぼざろのヒットもあって「きらら作品」の認知度は上がったと思います。
でも、そこから「まんがタイムきらら」認識して、雑誌の購読をして、未アニメ化作品を読む人はどれくらい出るのか?って考えると…
きらら編集部としては、「従来のきららのイメージを破壊してくれる作品」を求めてますが、そんな作品、大抵きららオタク以外には受けないんですよ。だって、きららのオタク捻くれ者ばっかだもん!きららのイメージ破壊しつつ、幅広い層に読まれる作品って無理ゲーじゃん!!

 

…まあ、ぼざろができちゃったわけですが…

 

作家さんは口を揃えて「連載を続けるにはアンケートが大事」とおっしゃってますが、雑誌を買って、かつ(あのめんどくさい)アンケートを送る層なんてほんの何%の読者よ?って話で、FUZでサイマル配信始めてから地方勢を中心に電子に移行した読者も多いのに、未だに紙のアンケートを判断基準にしてる訳で、そこに妥当性はあるのか?と。
アンケートで判断するなら電子アンケート実装してもらえます?グーグルフォームでもプレゼント無しでもいいので!
あと、乙の基準も未だに紙の売り上げじゃないですか!電子も「多少は」考慮してくれてるらしいですが、このご時世に「紙以外の媒体は客じゃねぇ」と言わんばかりの殿様商売…
そりゃあ、近年のブランディングの成果できららに持ち込む作家さんなんて掃いて捨てるほどいるんでしょうが、だからってそんな雑で古臭い方法でせっかく魂削って作品仕上げてきた作家さんと向き合えるのか?と。


よく「PDCAサイクルを回す」って言いますが、きらら編集部に関しては「SDCAサイクル」を回せと強く言いたい。
SDCAとは、Standardize(標準化)⇒Do(実行)⇒Check(検証) ⇒Act(是正処置)⇒Sのサイクルのことで、カイゼンをする場合はむしろPDCAサイクルより重要なものです。
そもそも、きらら編集部の作品評価って標準化されてないんでないの?と思ってます。
いや、根拠はないんですが…何ぶん、マーケティングしない会社なのでねぇ…
上のお気持ちや編集さんの舌先三寸で決まってそうだな…と…
そう思っちゃうくらいきら編は信頼してない。

 

まあ、読者という人間を相手にしてる商売だから、杓子定規に決めても融通が利かなくなるんでしょうが、せめて時代に合わせて評価基準も柔軟に変えてくれよ…って思ってます。
だって、きららで連載逃したり2乙した作家さん、他社で活躍してるやん…
優れた作家さんを発見する能力と作家さんの実力を育てられる優秀な編集さん抱えてるのに、せっかくリソース注ぎ込んで育てた作家さん逃してどうするのよ…いくら作家さんはフリーランスとはいえ、「またきららで描きたい」って思わせるくらい作家さん大事にしようよ…
どうせ、マーケティング放棄して連載作品すら実験台にしてるんだから、雑な判断基準で実験するのやめてもらえます?

 

実験はね、測定と分析こそが命なんですよ…
今日はこれだけ覚えていってください。

ブルベレポートBRM319千葉200km(2レイク)

ドーモ、フェノール豚レインです。
もう1か月以上前の話になってしまいますが、大洗で開催されたAJ千葉主催のブルべに参加してきました。
「ブルべ」について一応補足しておくと、自転車競技の一種で運営が指定したコースを指定されたチェックポイントを回りながら
規定時間内に完走することを目指す競技です。

詳しいことは下の動画を見ていただくとして

www.youtube.com

今回は大洗で開催されたBRM319千葉200km(2レイク)のレポートです。

今回参加したブルべは200kmを13時間半以内に走り切れば完走の認定をもらえます。
200kmはたぶん普段ロードバイクに乗っていない人には途方もない距離に思えますが、
「理論上は」1時間に15km走れば完走できる計算になります。要は朝から晩までペダルを回し続ければ完走できます。
実際は信号待ちや休憩、トラブル対応なども含めての制限時間なので、平均でだいたい20km/h~25km/hのペースで走る必要がありますが・・・。

コースや獲得標高(1回の走行で上った標高の合計)にもよりますが、200kmはブルべとしては比較的難易度が低いので、参加者もだいたい100人程度と結構大きいイベントです。
ブルべは200kmの他に300km、400km、600kmとさらに長い距離のイベントもあります。
有名なイベントだと、パリ~ブレスト~パリという1200kmを走るものもあります。
ここまでくるともう人間辞めてますね。
ブルべという競技の概要はだいたいこんなもんです。

ではここから当日の様子です。
今回のコースは大洗からスタートして霞ヶ浦、北浦を回って大洗に戻るコースです。
獲得標高は1600m、ブルベのコースとしては比較的平坦なものになってます。

ridewithgps.com

スタート地点の大洗海浜公園に到着したのは朝7時、当日は3時起きでした・・・


早速、エントリーと機材の準備です。
ブルべや100km以上のロングライドではCannondale CAAD 12 DISC(MY19)を使用しています。


アルミフレームでR7000系のシマノ・105がメインコンポです。
ブレーキは今流行りの油圧ディスク、ホイールはMAVICのキシリウムエリートUSTディスク、タイヤはミシュランのPOWERオールシーズンを使用しています。
軽さ、一発の速さは捨ててとにかく扱いやすく淡々と走ることに特化したシバきマシンにしています。

エントリー時にスタート時間が指定されますが、着いて即受付に行ったので、スタート時間は8時になりました。

 

8時出発。
出発後、サイコンを見たら心拍数の表示がされていないことに気づき、あれやこれやしてたら心拍センサーに使っているスマートウォッチの設定が何故か変わっていて接続されていないことが発覚し、対応で10分ロスというやらかしをしました。
サイコンの再起動やらなにやらでテンパりまくりでした・・・。

 

そんなこんなで改めて出発、だいたい1時間くらい走って9時ごろには涸沼に到達、そのまま湖畔を走ります。

 

10時20分PC1(42.9km地点)着、最初のロス以外は想定どおりのペースでまずまず。
簡単に補給を済ませて即出発。

 

11時40分ごろ通過チェック(64.7km地点)のかすみがうら市交流センターに到着。
霞ヶ浦に入ってから風が強くなってきて脚が食われて旗色が悪い状況も、ペースはなんとか維持。

 

通過チェックを過ぎてからは追い風基調になったので、ここぞとばかりにパワーメーターを見ながらオーバーペースにならないようにしつつペースアップ、一気に土浦まで走ります。

土浦にてイレギュラー休憩で昼食。


PC2まで引っ張っても良かったんですが、あまり昼食を遅らせても補給などに関わってくるので、イレギュラーで休憩&補給。
実は、前日の天気予報ではちょうど終盤で雨が降るとの予報で、出走するか悩んだんですが、降水量が1mm程度だったので何とかなるやろと出走を決めました。
休憩中に天気予報を確認したところ、なんと前日の予報より悪化しているという事態に・・・。
「これ、死んだかもしんねぇ・・・」と絶望したものの、見なかったフリをしました。

 

ここからは北浦を目指すわけですが、見事に向かい風!約60kmくらいの区間で向かい風と戦う羽目になります。
道中、同じブルベの参加者さんから「風つよいっすね~」と爽やかに話かけられながら抜かれる貧脚っぷりを披露するなどしました。
この状況ではパワーメーターが頼り、とにかく無理をしないことに徹しました。

そんなこんなで14時40分PC2(115.6km地点)着、ペースは案外落ちてないものの、割と疲弊はしてました。


天気予報も変わらず、とりあえず17時くらいまでは持ちそうなので、PC3までは頑張って、着いたらどうするか考えようと「なんとかなれーっ!」な心境になりました。

ここからは利根川沿いを千葉と茨城の県境を反復横とびしながら走るわけですが、まあ、風が強いこと強いこと・・・。
ここいらで進捗が怪しくなります。
とにかく進まない、悲しいくらい進まない。泣きたくなりました。(もっとも、この後さらなる地獄が待っているわけですが・・・)

 

サーキットの狼ミュージアムの前を通るなど。


ここまで来ると、風向きもマシになり、幹線道路沿いの建物のおかげで風に吹かれることも無くなったのでペースアップ。

17時40分PC3(157.3km地点)着、人生でここまでセコマが嬉しいと思ったことはない。


ここでラスト約40kmですが、先行している人たちは雨雲に突っ込んだとスタッフから聞き、さてどうしようかと考えるなど。
まともな思考をしていればここでDNF(リタイア)なんでしょうが、厄介なことにこの時点で頭はハイになっていてまともな思考ができるはずもなく・・・。
雨具を着て続行を選びました。地獄を見ることになるとも知らずに・・・。

18時、暗くなってきた中再開。この時点で残り時間は3時間半でゴールまで40km。割と余裕ありましたが・・・。

170km地点でついに雨雲に突入!ここからはツイートや写真撮影はおろか、補給する余裕もなく、ひたすら気合と根性でペダルを回していました。
途中、ちょっとした坂があり、登ったあとの信号待ちで足つって盛大に立ちゴケ
怪我も機材のトラブルもないものの、悶絶しまくりで通りすがりの人に救急車呼ぶか聞かれるなどしました。
雨も風も強く、気温も低いなかひたすらペダルを回していましたが、なかなか残りの距離が減らない・・・。
初めてでしたよ、自転車で一人で走ってて心細くなったのは・・・。

20時52分ゴール地点着。ゴールが見えたときは叫びましたよね。とにかく低体温症寸前で死にそうでした。


貯金を使い果たすも、なんとか制限時間内に到着、無事認定となりました。
どうやら、後ろに8人ほどいた模様。生きて帰ってこれたのかな・・・。

ゴール後、流石に冷えすぎたので銭湯行くも、ヒートショックと水分不足なのか風呂場で盛大に足を攣って悶絶してました。
周りから人が離れていったのは流石に笑えましたね(笑えない)。

そんなこんなで無事、12時間52分で200kmの認定が取れました。
200kmは2019年に金沢で12時間29分の記録を持っているので、記録更新ならずでしたが、生きて帰ってこれただけ良かったです。

 

完走した感想ですが、全体的に平坦なコースだったので、天気と風で難易度のバランスが取れていたブルベだったかなと思っています。
もし雨が降らなかったら記録更新できたかもしれなかっただけに、自分の引きの弱さを恨んでいます。今回のブルベは人生でもトップ3に入るくらいのトラウマものでした…。

次は9月に200kmのブルベに出る予定です。
今度は房総半島の山を倒したい。

[追記]

次は10月のBRM1015千葉200km検見川になりそうです

 

あけおめ2022

あけましておめでとうございます。

ドーモ、フェノール豚レインです。

 

と、いうわけで、2022年になってしまいました。

 

年明け早々、気温マイナス0.7℃のなか、ホームの葛西臨海公園まで初日の出暴走してきました。


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このためにメイン機のFENIXを起こしたと言っても過言ではない。
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いつも夜間走行する場合はロングライド機のCAAD12 DISC一択なんですが、初日の出暴走だけは別。

 

今年は3月にAJ千葉のブルベに出るつもりなので、参加レポートもこのブログで書けたらいいなぁ…

 

また来るぶぁいっ…。

【きららAdvent Calender】きらら作品でSUPER GTを語る

この記事はまんがタイムきららAdvent Calenderの11日目の記事です。

 

ドーモ、フェノール豚レインです。
2021年もあとわずか、今年も多くのきらら作品が始まり、終わりました。
今年はきんいろモザイクが完結し、NEW GAME!も最終回を迎えました。ステラのまほうも今月で最終回ですね。
そんな2021年に最終回を迎えた作品で自分が思い入れがあるのはステラのまほうですが、もう一つ挙げるとすれば、私を球場に連れてって!でしょうか。

 

 

 

私を球場に連れてって!(以下球連れ)を挙げた理由として、作品の入れ替わりが激しく油断すると2乙してしまうような漫画界のメキシコであるMAXで4巻まで続いたという偉業を成し遂げたのもありますが、内容があまりにも自分とリンクしていたことでしょうか。
自分は野球は見ず、あまり興味もないのですが、タマたちがキャッツを応援している時の心情がSUPER GTでAstemo NSX-GTを応援している自分と重なっていたのです。

SUPER GTは現在国内最高峰のツーリングカーレース(市販車ベースのレーシングカーで行うレース)のことで、トップカテゴリーのGT500クラスとGT300クラスの2クラス混走制のセミ耐久カテゴリーです。
詳しいことはPVを見てもらうとして…



このカテゴリーで10年くらいGT500の17号車Astemo NSX-GTを応援しています。



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ここ数年、特に車両が大幅に変更された2020シーズンより競争力が増し、昨シーズン、今シーズンと年間チャンピオン争いに食い込むまでになったチームで、ホンダ勢では一二を争う速さを持っています。
とはいえ、レギュレーション上圧倒的大差で勝つことが難しいカテゴリーなので、毎レースギリギリの勝負で波乱もあったりもします。
そう、レースでは波乱もあります…(遠い目)いやあ、スープラは強敵でしたね…

終わったことはもういいんです!

自分では試合をどうすることもできないプロスポーツを観戦している身として、試合の結果に一喜一憂し胃を痛め、波乱に膝から崩れ落ち、ライバルチームのファンと醜いディスり合いをするというところが野球もGTも本質は一緒なんだと球連れは思わせてくれたのでした。

球連れのいいところって、レオナとファル子の醜い争いですよね。

 


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キラキラの象徴たる女子高生ですらここまで醜くできるわけですから現実の成人男性同士でやった日にはもう地獄でしかないわけで…

 


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あとは見ることしかできない立場での推しチームが優勝争いしているときの胃の痛さはもう共感しかないです。
まあ、Astemoは最終戦でやらかして勝負権無くしたんですけどね!!!!
もはや無ですわ!


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でも、どんな無様な負け方をしようが、波乱に巻き込まれて理不尽な終わり方をしようが、「また来年!」ってなるあたりは結局楽しいんですよね。
学習能力がないってことは言わないお約束。
まあ、まりんちゃんみたいに弱いチームだってわかってて応援してる例もありますし…
現に自分もNSX暗黒期だった2014~2016シーズンは開発がうまくいかなくて性能調整でいじめられてても、どんなに無様でも応援してましたし…GT400って煽られてても…

一方で、もうダメだなって思ってたらよくわからない奇跡が起きて勝っちゃうってこともあったりして、今季のGTだと第2戦富士で予選で下位グリッドに沈んだ17号車がピットインしたタイミングでクラッシュが発生し、FCYになったおかげでタイムロスが最小限になってくれたおかげで優勝したというよくわからないこともありました。作中ではキャッツが大差をつけられて今日はもう負けだって確信からの大逆転したシーンがまさしくそれで、諦めなければとんでもない奇跡が起きるのもスポーツの面白さだなと感じています。

 


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そんなプロスポーツ観戦の楽しさを気づかせてくれたという意味で、今年最終回を迎えた作品では球連れが印象に残りました。

でも、推しのチームの試合が年間で143戦もあるからやっぱ野球許せねぇな…