フェノール豚レインのチラシの裏

なんか書き散らかす

感想:あかね空怪異譚

遅くなりましたが、きららMAX 2024年2月号に掲載された「あかね空怪異譚」(作:よるのまど先生)を読んだので感想をば・・・

 

 

 

よるのまど先生と言えば、オカルトと百合が強みの作家さんですが、今作もその強みが発揮されていました。
今月はゲスト1話目なのでキャラ紹介とイントロダクションなお話でしたが、1ページ目の百合キスからインパクト抜群で「この作品はこれで行く、異論は認めない」とわからされました。
内容としてはオカルト✕百合、そしてバトルというきららではレアなフォーマットで、今後4コマ形式でどうやって表現するんだろうと気になりました。オカルトの面でインパクトがあったのは敵の怪異のデザインで、最初読んだとき「あ、これガチなやつだ」と思うくらいにはやべーやつ感あるデザインでした。怖くて泣いちゃった。わァ・・・ァ・・・
主人公の明日羽は霊感があるゆえの巻き込まれ体質なツッコミキャラで、事件の中心にいるような主役キャラになるんだろうなという期待感が持てました。
アモンは登場から人外感があり、明日羽との百合ちゅーで本来の力を発揮して怪異を倒すぞ!いう王道な展開かと思った矢先に「アレ」でさっきまでの勢いが嘘のように取り乱すなど、1話目にしてジェットコースターみたいなテンションの変化に振り回されました。
今作のファーストインプレッションはとにかくスピード感があるということ。
バディものとしてバトルを見せつつ、コメディとシリアスを高速で反復横飛びする4コマ特有のテンポを活かすような話作りになるのかなと期待できる1話でした。
今後は怪異とゴリゴリにバトルする話になるとのことで、4コマという縛りでどんな表現になるのかなと期待しています。
これからのキャラの掘り下げや展開が楽しみなので、連載化されるようにアンケートでゴリゴリに推していきたいですね。